お湯パーマでウィッグをアレンジするときは、注意が必要なことがあります。
それは、「ショート系のウィッグは左右対称にならないことが多い」ということです。
お湯パーマは、ご存じの通りお湯につけただけのパーマになりますので、
お湯につけたときのちょっとした違いで、パーマの感じが片方が強くなったりして
左右で変わってしまうことがよくあります。
実際にかぶってみると、うねり感が違って変な感覚になります。。
ですが、ウィッグをふわふわにするときにはお湯パーマは非常に便利で、
パーマをしっかりやったあとに、最後にワックスを使ったりスプレーを使って
うまく整えてあげれば綺麗に仕上げることができます。
仕上げにはコテやアイロンがあるとやりやすいかもしれませんね。
また、お湯パーマのウィッグを冷やすときには、
完成後のうねりをイメージしながら工夫するといいのですが、
慣れないうちはなかなか難しいです。
そういうときは、パーマをはねさせたい方向を事前に決めてしまい、
カーラーを使ってしまったほうが手っ取り早いです。
逆にはねさせたくないときには、だいたい70度くらいの
温度を抑え気味にしたお湯を使ってパーマをすると良いと思います。
それか、冷やすときに20度くらいの水につけて、
軽く冷やしてしまいましょう。
いずれにしても、ウィッグにお湯パーマをかけるときのお湯の温度や
冷やすときのタイミングといった部分は、
慣れないうちは苦労してしまうと思います。
なので、大事なウィッグにやるときには、
失敗しても大丈夫な古いウィッグなどを使って、
お湯パーマの練習をするようにしてくださいね。