金属の描き方は難しいですよね。
普通に描いただけでは、この部分が金属製のモノであるということが
見た人に伝わらないので、光沢感というか質感を出さなくてはなりません。
モノによってかなり変わってきてしまいますが、
たとえば表面がツルツルになっている鉄パイプの金属を例にしてみます。
この金属は強い黒、そしてグレーと白の3種類で表現することができますが、
「光」の描き方は「白」で表現し、そのすぐ脇が「黒」、そして「グレー」がつづいて、白、黒・・・というような感じで金属の描き方は進めていきます。
金属の描き方で一番のポイントはなんと言っても金属の質感をいかにして出すかです。
ここでわかりやすい練習方法を見つけたので、お知らせします。
何でも良いので雑誌を購入して、質感が良く出ている参考になりそうな、
できれば割と大きい写真を用意してください。
そして一枚をカラー、一枚を白黒で印刷すると、
金属の描き方が明度だけで表されているので何となくポイントが見えてきます。
カラーがあると「色」で惑わされてしまいますが、
明度にしっかりとした差があることに気がつければ、金属の描き方がちょっとわかるかなと思います。
あとはとにかく描くことの繰り返しです。
金属を描けるとリアリティのある格好良い感じの絵が描けますので、頑張りましょう!